西郷 俊一

公園という空間

街の中にある公園という空間は、自分が見ている画角に変化を与えてくれる場所として、ありがたいものです。

建物に囲まれた路地裏をあちらこちら見ながら歩いてきて、視界が開けた公園にたどり着いたなら、少しだけ立ち止まってみる。一息ついてあたりを見渡せば、目や心の休憩になる。街の中にも弛緩する空間が必要なのだ。

あまり人の気配のない公園もあったりもするけれど、地域の余白として残しておいたほうが豊かな気分でいられるような気がする。

 

 




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