西郷 俊一

置いてある

歩いていると、路上に落ちているのではなく、明らかに誰か人の手によって、そこに置かれた物を見かけることがある。

カメラを持っているときは、なんとなく気になる物は、撮っておこうと思っているので、特に構図など考えずに撮影している。

ネガを選ぶとき、ルーペを覗きながら撮影の時感じた感覚を再確認しながら選んでいる。

誰かがそれをそこに置いたのだから、誰もが見たことのある光景なんだろうなと想う。




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