大脇 直

今年もフィルムカメラ増殖中!

平成も終わりを告げようとしていますが、私の昭和生まれのフイルムカメラは減るどころか、今年になっても増殖中です。

その1

大きな行きつけのリサイクルショップで、服や鞄とスニーカーを物色しつつ、カメラコーナーをウインドウショッピングしていたら、PenDのジャンクを発見。

セレンの露出計も完動でシャッターも巻き戻しレバーも問題なし。ジャンクの理由は巻き戻しクランクの欠品のようでした。家に転がっているPenのジャンクをドナーにすれば解決するかもと思い即購入。EE3のジャンクから移植してみたら多少サイズが合わずグラグラしますが機能には問題なく何とか解決。D3もあるので、D2を探せば3兄弟が揃います。集めるのが目的では有りませんが、名設計者の米谷先生が作られたPenシリーズには魅力が一杯です。

その2

営業中にフラッと行きつけのカメラ店に立ち寄り目的もなく中古カメラを眺めていたら、店主から声がかかり自前のPenS2,8を見せて下さり譲ってもいいとの事で、手持ちのお金では多少不足だったもののまけてもらい購入。

オーバーホールしたばかりで快調です。ちょうど同じPenS2.8を修理に出して寂しい思いをしていたので癒されます。純正の貴重なフードも装着されていて大満足です。

多分ネットではフードの方が本体より高いと思います。

その3

大阪のカメラ店が鹿児島に先月オープンしたとの情報をカメラ仲間から聞きつけ、偵察に行ってみました。欲しくなるようなフイルムカメラが沢山陳列されていました。今回は下見なので熱心に品定めさせていただきました。

ジャンクコーナーでは沢山のボデイやレンズの中から、またしてもPenS2,8を発見し救出しました。シャッターは切れましたが巻き上げレバーが動かずジャンクの原因のようですが、その他の機能は大丈夫なので、手先の器用なカメラ仲間が直してくれないかと期待しつつ購入しました。

そんな訳で、2019年になって、PenDジャンク,PenS2.8,PenS2.8ジャンクの3台のカメラが増殖しました。たまたまPenのみですが、名設計者の米谷先生の生み出したPenシリーズはいつまで経っても色褪せず魅力的です。

結果的にPenS2,8が3台になり、DシリーズはD2を手に入れれば3兄弟が揃います。

集めるのが目的では有りませんが、それだけPenシリーズは昭和が生んだ傑作シリーズだと思います。

季節も暖かくなってきたので収集だけでなく撮影に励みたいと思います。

上段は鹿児島市坂之上に以前あった友人の窯元跡にて

下段は伊佐市大口の実家にある本家にて

いずれもPenD3にて撮影

 




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