西郷 俊一

”縦位置”

鹿児島市内を歩いていて気になる物や場所に遭遇したら、とりあえず撮っておこうと思いフレーミングするのだが、ニューF1に28mmを着けていても50mmを着けていても縦位置でファインダーを覗いていることが、とても多い。

街の中はビルが上方向に延びているから、気になる光景も縦方向に延びているので、縦位置になるのは当然のことに思われる。「人間の営みが作り出している光景なのだ。」と思ったりもする。

ありふれた街の風景なのかもしれないけれど、撮っておかないとすぐに変わってしまう場所もあるだろう。路上から見た街の風景をもう暫く縦位置のフレーミングで撮り続けてみよう。




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